紅茶の作り方と北海道の旅③

ドリンクの動画は今後作るかわからない。
下に飲んでた紅茶のリンクだけ張りましたw

そもそもリクエストもまたやりたい時にやります!

北海道の続き③

もう末期だった。

コンビニの駐車場で寝るようになった。
パーカーの中に蟻が入ってきて起きる。

その日、1時間くらい坂を下った。

そこで加藤が言った。
「あ、さっきのコンビニに寝袋忘れた」

絶望が走った。

往復で三時間はかかるだろう。
しかし、まあ、待とう…
そう思って、歩道で寝袋を広げて寝た。

凄まじいスピードでトラックが走るたびに地震だと思って起きたが、
それでも道ばたの端っこで寝袋広げて寝た。
途中誰も来なかったんだろう。
来たら、警察を呼ばれたと思う。
野犬も来なくて良かった。

だんだん膝が痛んで来た。
でも走るのはやめられない。

ある日、前を自転車で走っているおばちゃんが飲み物とあんぱんをくれた。
泣きそうになった。

途中田舎の家に泊めてもらおうと何度か家を訪ねた。
しかし、何処も門前払いだった。
当たり前か。

八戸から自転車と共にフェリーに乗り、北海道へ入る。
俺は寝まくったが、加藤はクジラを見た!とはしゃいでいた。

北海道へ入って加藤のオジさんの家でお世話になった。
加藤が札幌でアクセサリーを買った。

オジさんに奢ってもらい、ジンギスカンや、お寿司を食べた。

加藤がずーっと機嫌が悪かったからめんどくせーなーと思っていたら、
買ったアクセサリーが壊れていた事を知る。

めんどくせー男だなぁと思いながら、店にいいに行くと取り替えてくれた。
加藤の機嫌が直る。

その後、加藤が帰る。
加藤のオジさんともお別れをして、
一人で北海道を回る。

町から町がとにかく遠い。
バイカーの為にほぼタダで泊まらせてくれる宿を回り。

牧場と山と海。

遠くに見える岬を目指して、チャリを走らせる。
岬までたどり着くと、また、遠くに岬。

暇すぎて、口笛がうまくなる。

工事中のおっさんと話し込む。

牛乳をもらう。

5日目くらいに飽きてくる。

広すぎる大地では人とのふれあいが無い。

一週間走って、帰る事を決意。

船に乗って、東京へ着く。

夜中について、ああ、ここからも結局自転車で帰らなきゃ行けないのかと絶望した事を覚えている。

6時間くらいかけて帰り、知ってる道に出ると急に寂しくなった。

家に帰って次の日、加藤から電話があった。

埼玉の映画館にいるとの事だった。
なんで?と聞くと
うずうずして、自転車に乗らずにはいられないと言っていた。

頭がおかしい奴と旅が出来て面白かった。

北海道へ自転車の旅

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