俺と相沢とわっ君と自販機

OOTが始まったから、また駄菓子屋について書こうと思う。
今日は前回書けなかった、駄菓子屋の横にあったエロ本が売っている自販機の話だ。
中学3年の時に相沢と、わっ君の家へ泊まりに行った。
相沢はそりゃもうゲスな男で、エロい事にしか興味が無いような男。
俺とわっくんも勿論エロに興味はあったが
積極的にエロに立ち向かって行けるかと言えばそうではなかった。

泊まりに行った日の夜中、相沢が衝撃的な事を言った。
「エロ本買いに行こうぜ」
俺達は固まった…
「え?…どこで」
「コンビニとかじゃ…売ってくれないぜ」
俺達の頭の中にはあの自動販売機の事があるのに怖くて口には出せない。
「あの自動販売機に決まってるだろ」
ゴクリ
「ま、マジかよ…」
「誰かに見られたらどうするんだよ」
「…」
あの相沢も若干ビビっている。
その頃エロ本を買うってことはそんなにもハードルが高かったんだ。
何が怖かったのか今では思い出せない。
友達に見られたらとか大人に見られたらとかそんなくだらない事だったと思う。
とにかく怖かったんだ。

「Tシャツで顔を隠して、買おう!」
そう話はまとまった。

そこから僕らの行動は早かった。

全速力で走った。
エロ本の自動販売機まで、
走る必要ないのにとにかく走った。
ぜはぜはー言いながら自動販売機の近くに着いた時、
身を隠して顔にTシャツを巻いた。
よく考えればわかる事だが、
Tシャツで顔を隠すと上半身裸になり、よけい怪しい。
しかし、下半身に血が上っている僕らに何かを考える力は無い。
必死に自動販売機にお金を入れようとしては落とし、
ようやく買って
走って逃げた。
近くの茂みに入って
普通にTシャツを着て
ズボンとパンツの間にエロ本を隠して
堂々と今度は歩いて帰った。
走ったら怪しまれる!
もう十分怪しい俺達が
自分達にしかわからないルールを呟きながらわっ君家に帰った。

しかし、エロ本ってのは一人で見るもんだ。
もうちょっと大人になると女の子と一緒に見る方がエロいとか
そんないらない事も想像するようになるんだが

その頃は何も頭が回っていない。
見る事が重要なんだ。
しかし、一緒に見て
おーすげーとか言って
悶々として、
なんだか気まずい空気になって
ただ寝た。
その夜、どうやってこのエロ本を俺が持って帰るか真剣に考えた。
多分相沢も考えただろう。
しかし、口には出せず。
あのゲスな相沢でさえ口に出せず。
家をお泊まり場所として提供したわっ君の物となった。

わっ君の一人勝ちだ。

お泊まり会を開いた奴がエロ本を手に入れる。
その哲学を信じ
皆を招いて、エロ本を買う会を開いたが、
その時はエロい奴(黒木)が持って帰っていい?って聞くから
別に俺いらねーから。としか言えなかったよ
どう転んでもエロ本は俺の手に入らなかった

俺達はあの時代、エロ本に葛藤して生きていたんだ。

今、エロい事が大好きな思春期の君。
ネットが普及しちゃって残念だよ。
エロなんて君らには身近なものだろう。
ネットが無ければ、面白い思い出いっぱい出来るのにね。

この話を書いていたら、ザーマスの家でエロい漫画を見つけた事を思い出したが、その話はまた今度。

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